私はもう35歳。他の所でも働いてみたいと思いつつもダラダラ来てしまった…今から転職ってどうなんだろう!?
こんな悩みをお持ちの方のために、後悔しない転職にするためには、計画的に就職活動をした方がいいです。
当記事は、以下のようなお悩みをお持ちの方向けに、絶対に後悔しない転職活動を支援するためのロードマップを作成しました。
実際にあった体験談も交えながら解説もしていくので、就職活動をどのように考えてしていけばいいかわからない人は、ロードマップ通りに進めてみて下さい!
いい職場を探すために、何を見ればいいかわからない
後悔しない転職がしたい
面接ではどんなことが聞かれるのか不安 転職したいけれど、どんな流れで転職していいかわからないフレはだいぶ怖い
お前は一体何者なんだ!?という声が聞こえてきそうなので、私の簡単な自己紹介をさせていただきますね!
【1社目】総合病院▶急性期・回復期・ターミナルを経験。
【2社目】老健▶入所・通所・訪問を経験。介護認定審査員なども務める。
【3社目】介護系有限会社▶介護予防事業立ち上げ、その後デイサービスの管理者も兼任。介護予防事業では、市とも連携して介護予防事業の普及に尽力。
【4社目】老健(現在)▶友人の紹介で転職。入職して半年で副主任、1年で主任を任命。
今までかなり色々と経験してきており、役職経験もあるため転職についてはお任せ下さい!
それではさっそくロードマップの簡略図を見てみましょう!
初めて転職活動をされる方は全て目を通して欲しいですが、それぞれ章ごとに分かれていますので、気になる所だけ読んでいただいてもわかるようになっています!
こちらを上手く活用していただければと思います。
①まずは転職のための方向性を定めよう
転職したいんだけど、私に合っている転職先ってどこなんだろう?
後悔しない転職にするために、まずは自分の中で出来るだけ具体的に方向性を決めるのが大切になってくるよ!まずは目的や動機を明確にしよう!
転職は単なる職場の変更ではありません。これは、あなたのキャリア、生活、さらには将来の目標に大きな影響を与える重要な決断です。そのため、転職を考える際は、しっかりと方向性を定めることが非常に重要です。ここでは、リハビリ職としての転職において、目的を持ち、動機を明確にすることの重要性に焦点を当てていきます。
転職の動機を深掘り、目的を明確にする
なぜ今の職場を辞めようと思っているのか
最初になぜ今の職場をやめたいと思っているのかを深く掘り下げてみましょう。これは自分自身の現在の職場に対する本当の感情や状況を理解するのに役立ちます。つまり、後悔する可能性を出来るだけ排除するための手段となります。転職をしようと思った背景には、必ず理由があるはずです。
- キャリア形成のため
- 将来独立を考えて
- ブラックな職場環境のため
- 人間関係が悪い
- 給与面の問題
- 仕事の内容面での不満
- 職場の将来性
このように、人それぞれ違った理由がありますよね。どちらかというと、マイナス面の理由で辞めようと思っている方の方が多いと思います。
私の場合、4ヶ所の職場で働いてきていますが、以下のような理由で辞める決断をしています。
【1ヶ所目】:給与面は悪く、上司もパワハラ気質の人がいた。
【2ヶ所目】:施設長が利用者の人に挨拶もしないような人だったので、もうこんな人のために頑張るのが嫌になった。
【3ヶ所目】:中小企業・家族経営の職場で、時期社長(息子)の経営ではきっと潰れてしまうだろうと将来性が不安だったし、管理職だったため残業をしても残業代が出ないという状況だった。
今の職場のいい部分も考えてみよう!
給料も悪いし、休みも少ない。いいところなんてないと思います。
本当に全くないかな?実際に転職した後に「前の職場の方が良かった」という話もよくあるから、今一度、いい部分も考えた上で転職活動を始めた方がいいでしょう!
なぜ辞めようと思っているかを考えた後は、逆に今の職場のいい部分も考えてみましょう!
悪い部分しかなければ、すぐにでも転職をすべきです。しかし、よく考えてみると「悪い部分もあるけど、いい部分もある」という事は結構あると思います。
私の例で言うと、
【1ヶ所目】:給与面は悪く、上司もパワハラ気質の人がいた。
法人の考え方は好きだった。そして退職金もすごく良かった。ちなみにパワハラ気質の上司は他に飛ばされた。
しかし…同期の仲間が多く、【2ヶ所目】:施設長が利用者の人に挨拶もしないような人だったので、もうこんな人のために頑張るのが嫌になった。
仲も良かった。ちなみにこの施設長も1年後いなくなった。
しかし…介護職員のレベルは高く、【3ヶ所目】:中小企業・家族経営の職場で、時期社長(息子)の経営ではきっと潰れてしまうだろうと将来性が不安だったし、管理職だったため残業をしても残業代が出ないという状況だった。
管理職であったため、やりたい事が出来ていた。
しかし…現社長はすごく尊敬出来る人だった。そして私自身、当時は「もう限界だ」と思って辞めてきた職場です。でも冷静になって後々考えてみると、いい部分もあったし、結果的に退職する原因になった人たちが辞めているのを考えると、「少し我慢していれば」と思う事も。
後悔先に立たず!!
このように、転職する前には、今の職場に対してマイナスな部分だけでなく、プラスの部分について考えてみるのも後悔しないためには大切です!
何を求めて転職をしようと思っているのか
先程の私の例で考えてみましょう。
3回も転職をしていますが、職場を変えるごとに、求めているものが異なっています。これでも反省して次に活かしてきているつもりです。
【1ヶ所目】:職場は主に給料面という動機から転職を決意
⇨給料を上げたい
【2ヶ所目】:給料面は改善しており、2つ目ではトップの人の考え方が合わなかった
⇨トップが信頼できる人の下で働きたい、給料面も下げたくない
【3ヶ所目】:トップが信頼出来る人の職場に就職することに成功
⇨安定している職場にいきたい、トップへの信頼、給料も下げたくない
【4ヶ所目】:現在の職場はこれらの問題はなし
しかし…結局役職になったことで様々な不満が出てきています。今までとはまた違った課題です。
まとめると、その職場ごとの課題は必ず発生します。全てが100点!という職場はほとんどないと言っていいでしょう。
だからこそ『どの要素を大切にするのか』これをしっかりと考えておくべきなのです。
なんとなくでも順位付け出来るといいかもしれません。
また、ここら辺を明確にしておけば、4章に出てくる職場見学の際の質問なども考えやすくなると思います。
転職の動機や目的に関しては、一度紙に書きだしてみるのをオススメですよ!
自己分析をしてみよう!
今までお伝えしてきた通り、動機・目的を考えてみるのも大切ですが、それと同じくらい大切なのが自己分析です。これにより、自分自身の強み、弱み、興味、価値観を理解し、それに基づいて最適な職場を選ぶことができます。
自己分析をすることで、どのような働き方が合っているのかを知れることもある
あなたのリハビリ職としての目標はなんですか?
まずは将来どのようなリハビリ職になりたいかを考えてみましょう。
良い悪いはないので、正直に思っている事で大丈夫です。
私はただ給料が稼げればいいから目標なんて特にないです。ストレスがなくて、定時で上がれて、それなりの給料がもらえればいいので。
それで全然いいと思います!それでわかることもあるんです。一般的に、病院系だと勉強会が多かったりするので、施設系の方が向いてるかも!という事がわかるんですよ!
働く職場によって傾向があるため、何がしたいのかを考える事で、どのような職場が向いているのかがわかります。
「どんな職場が向いているかと言われても、そもそもどんな働き先があるのかわからない!」
という方のために、【(参考)リハビリ職の働き先一覧】こちらで一般的な就職先はどのようなものがあるのかについても書いてありますので、参考にしてみてください!
強み・弱みを考えてみる
この部分をしっかりと押さえておけば、履歴書を書く時や、面接の時にもかなりスムーズになるため、最初のうちに固めておくのがいいでしょう。
今は様々なサイトで自己分析ツールも提供してくれています。
強みや弱みは、自分自身でも把握していないこともあります。今は無料で出来る自己分析ツールもありますし、その結果から面接に活かせるような回答を得られる可能性もあります。強み・弱みで悩んでいる方は、試してみましょう!
【自己分析おすすめツール8選】就活や転職に役立つツールまとめ!
↑↑↑
このサイトでは登録なしで出来るものが多いため、参考にしてみてください。(登録が必要なサイトも多い)
いつ転職したいのかを考える
まずは自分の利を考える!その後職場の都合も考える!
転職時期は転職活動を始める前に考えておいた方が良いでしょう。
後悔しない転職をするためには、半年くらいの余裕は持ちたいです。また、退職時期に関して言えば、自分の利益を考えて時期を考えればいいと思います。職場との兼ね合いもあるかもしれませんが、数ヶ月の猶予をもって言えば辞められない事はありません。
現在働いている職場によっても色々と条件があるかと思いますが、よくあるイベントとしては以下のようなものがあります。
- 夏のボーナス
- 冬のボーナス
- 夏休暇
- 冬休暇
これに加えて、ご自身の有給休暇の取得時期もありますよね!?(ない方はすいません。)
よくある話として、「冬のボーナスを貰ったらやめよっかなー」という話があります。(私も冬ボで辞めました)
ただ、このイベントだけを見ていると、こんなことが起こります。
12月末までの在籍だと、冬休暇がもらえない(5日間)ため、冬休暇ももらってやめようとすると、1月末になる。しかし、4月には有給が復活するから・・・
みたいな形で、永遠ループで結局やめる時期を見失う事があります。なので、一番ご自身が得するタイミングを考えて、辞める時期を決める。これに尽きます!
一般的には転職活動にかかる時間はこれくらい
転職活動ってどれくらいの時間がかかるんだろう?
早ければ1ヶ月〜2ヶ月くらいでも可能ですが、後悔しないためには、じっくりと半年くらいは考えたほうが良いと思います!
一般企業への転職と比べると、圧倒的にリハビリ職の転職はしやすいです。どんな就職先でも良い!という考えであれば、1ヶ月〜2ヶ月もあれば転職出来ると思います。
ですが、今までお伝えしてきた事をしっかりと考えて、後悔のない転職にするには3ヶ月〜半年くらいの期間は考えておいた方がいいでしょう。
内容 | 期間 |
---|---|
情報収集 | 2週間〜1ヶ月 |
見学⇨応募 | 1ヶ月〜2ヶ月 |
面接⇨内定 | 1ヶ月〜2ヶ月 |
退職手続き・入職 | 2週間〜1ヶ月 |
この中でも、情報収集と見学がポイントになってきます。
また、次の職場を決めてから退職を言うのも有りですが、職場との労働規約の中に退職する際は〇ヶ月前には言うようにと書いてある場合もあるので、もう少し早めから動く必要があります。
逆算して転職活動を行おう
理想の転職時期を決めたら、それに合わせて活動計画を立てましょう。例えば、半年後に転職を希望する場合は、今から求人情報を収集し始め、数ヶ月後には応募を開始する計画を立てると良いでしょう。この逆算のプロセスは、転職活動を有効に進めるための鍵となります。
私のいた職場の中には、今は忙しいから辞められては困る!と言われて何年もその職場で働いている人もいたので、辞めると決めたからにはしっかりと伝えることも必要です!
また、職場によっては、退職の意向を早めに伝えておいた方がいい場合があります。労働規約を確認したり、まわりの人の話を聞いてみて、どれくらい前に言えばいいのかは最初に確認しておきましょう!
(参考)リハビリ職の働き方一覧
ここでは、リハビリ職として、どのような働き方があるかを簡単に説明していきます。参考程度に見てみてください!
リハビリ職の主な働き先は医療施設と介護施設になります。
その中でも、圧倒的に病院勤務が多く、次いでクリニック・老人施設・訪問看護ステーションとなっており、約90%の方はこれらのどれかで働いているわけです。
つまり、基本的に職場探しをするならこの中から選ぶのが無難な選択肢になってきます。なので、これらを中心に働き方の解説をしていきます。
もっと他に選択肢ないの?
という方もいらっしゃると思うので、その他の働き方にはどんなものがあるのかもご紹介します。
病院・クリニック
リハビリ職の働き先でまず候補に上がるのが、病院やクリニックになるでしょう。
理学療法士で言えば、日本理学療法士協会 2023年3月末の就職先統計情報には、約60%近くの方が病院で働いていることがわかります。
- 急性期
- 回復期
- 慢性期
- クリニック
主には以上のようなものになります。その他にも、理学療法士では少数ですが、ターミナル・精神病床・小児といった働き先があります。
介護施設
病院に次いで多いのが、介護施設になります。介護施設にも、働き方は種類があります。
- 入所型:老健や特養、最近は有料老人ホームなども
- 通所型:デイケア、デイサービス
- 訪問型:ここでは訪看は除きます
主にはこの3つになるでしょう。特にリハビリ職が働く介護施設と言えば、老健がメインになってきます。有料老人ホームやデイサービスといった、小さい施設であれば、管理職などの立場になって働いている方もいらっしゃいます。
<老健での就職を検討されている方向け>
老健には施設にもよりますが、この3つの全てを兼ね備えている所も多く、入所・通所・訪問と部門ごとに担当がわかれているケースもあれば、入所と通所を兼任するパターン、全てを兼任するパターンなどもあります。
もしやりたい事が明確に決まっているなら、ここらへんも確認しておいた方がいいでしょう。
訪問リハビリ(訪問看護ステーション)
老健の訪問リハビリがありましたが、現在訪問リハビリと言えば訪問看護ステーションの割合の方が圧倒的に多いです。ここ数年でリハビリ職の訪問看護ステーションへの転職もかなり増えてきています。これを読んでくださっている中にも、訪問看護ステーションで働こうと思っている方もいるはずです!
人気の理由としては、比較的給料面も良く、歩合制の場所も多いため、自分が頑張った分だけ稼げる!というので転職先としても注目度は高いのです。
しかし、この訪問看護ステーションからの訪問リハビリは5〜6年前と比べると、その条件や報酬面で厳しくなりつつあります。というより、今までが整備されていなかったからなんですどね。給料相場も下がってきており、今後もっと厳しくなる可能性もあるため、慎重は判断が必要です。
その他
今はリハビリ職が働ける職域は徐々に広がりつつあります。下記はその他の就職先の一例になりますが、
- 教員、研究施設
- ヘルスケア産業
- スポーツ・フィットネス関連
- 一般企業でアドバイザーとして働く
- イベント・セミナーの企画運営会社
ただ、現状ではまだまだ
もしこれらの仕事に就きたいのであれば、まずはある程度の実績や交友関係を広げていく必要があるでしょう。
②情報収集をして、自分に合った職場を見つける
転職活動には、多くの情報収集が不可欠です。これまで行ってきた自己分析や働き方一覧も参考にしながら、自分に適した職場を探しましょう。
候補は一つではなく、いくつか挙げておくと良いです!理由は後ほど説明しますね。
以下に情報収集のための、色々な検索サイトをご紹介します。それぞれのメリットやデメリットも挙げていますので、あなたに合ったものから選んでみて下さい。
リハ職向けエージェント系の転職サイト
現在は、エージェントを使って転職する方が増えてきています。以前と比べるとサポートも手厚いため、一番無難な選択肢と言えます。
エージェント系サイトのメリット
【本気で転職活動をする人におすすめ!】
- 大手のエージェントは掲載数が多い
- 非公開の求人も多数もっているケースが多い
- 一人一人に担当者がつき、転職までを丁寧にサポートしてくれる
- 履歴書などの書類作成時のサポートもしてくれる
- 無料で利用でき、転職相談や面接指導が受けられる
- 情報でわからないことや疑問などがあれば変わりに聞いたりしてくれる
- その他様々なサポートが受けられる
エージェントを使うメリットはたくさんあります!こちらの記事でも転職までの道のりを示していますが、基本的には任せておけばOK!という部分も多いです。
ただし、エージェントを利用することでのデメリットも存在するので、そちらも確認してから利用するようにして下さい。
エージェント系サイトのデメリット
- 電話がかかってくるため、頻度によっては煩わしさがあることも
- 担当者によっては押し売りのような人も中にはいる
- 複数のエージェントを使い、トラブルになることも
これらの理由は明確です。私たちがエージェントのサービスを無料で受けられ、様々な転職サポートをしてくれますが、それは何もボランティアで行っているわけではないのです。
エージェント側からすると、私たちがエージェント経由で転職を決めた時に初めて収益が発生します。
そのため、中には無理矢理にでも成約を促そうとする担当者もいるのです。
私が初めてエージェントを使ったときには、見学に行った際、ついでに面接もするように促されることも多かったです。面接する前に、必ず数ヶ所を選定して、見学してから決めるようにしましょう!
おすすめエージェント系サイト5選
求人数に差はありますが、エージェントというより、担当者との相性の方が大切です。
「エージェントも今やたくさんあって、どれに申し込んでいいかわからない!」
このような方も多いと思うので、大手で、求人数が多く、安心できるエージェントを5つ厳選しました。
エージェントを使う際には、これらの中からいくつか登録して、信じられそうな担当者と一緒に転職活動を行っていくのがいいでしょう。
- PTOTSTワーカー
-
- PTOT人材バンク
-
- マイナビコメディカル
-
- レバウェルリハビリ
-
- PTOT転職ナビ
-
これらのエージェントは求人数も多く、それらに非公開求人なども持っています。また、お探しの地域によって求人数が違いますので、各サイトで求人数を見てからいくつか選定してから、いくつか選定するようにしましょう!
リハ職向け検索のみの転職サイト
まずはどのような求人があるのかだけを調べるのには有効です。
検索系サイトのメリット
【転職時期は未定だが、今後考えている人におすすめ!】
- 自分のペースで転職活動が行える
- エージェントサイトにはない求人もある
- メールが来ることはあるが、基本的に電話がかかってくることはないため、煩わしさはない
エージェントを使っていると、担当者によっては急かされるような事を言われたり、電話対応の必要があったりと、ペースを乱されてしまう事もありますが、転職サイトであれば、メールでお知らせが来る程度なので、自分のペースで転職活動を行う事ができます。
検索系サイトのデメリット
- 流れがわからない時のサポートはない
- エージェント系の転職サイトには非公開求人もあるため、よく精査するのであればて~ジェント系の方がいい場合が多い
サポートはないため、ご自身で転職の流れを把握する必要があります。転職したい時期が決まっているのであれば、ご自身でロードマップをみながら、転職計画を立てましょう!
おすすめ検索系サイト3選
- ジョブメドレー
-
ジョブメドレーはメールアドレスを登録することで、メールに求人を送ってくれるシステムあり。
- PT-OT-ST.NET
-
リハ職なら一度は聴いた事がある、俗にいうPOSネット。リハ職のための知恵袋的な立ち位置のイメージが強いですが、実は転職情報もあります。
- 求人ボックス
-
リハ職に限らない検索サイトですが、検索窓に「理学療法士」などと入れれば、多くの求人が出てきます。
エージェントにはなく、これら検索サイトにのみある求人もあります。これらも余裕があればチェックしてみるのが良いでしょう!
掲載する側の立場に立ってみると、転職エージェントと転職サイトを比べたときに、転職サイトの方が圧倒的に安く人が雇えます。なので、サイトのみに掲載してある求人も多いというわけです。
総合職エージェントの転職サイト
今まではリハビリ職向けのエージェントやサイトの紹介でしたが、臨床業務以外の仕事にも興味がある!という方は、一般向けエージェントという選択肢もあります。
ちなみに私も一般向けエージェントにも登録をしたことがあります。就職には至りませんでした。
私の場合、理学療法士の資格を使わないで今までの経験を活かした仕事にも興味があり、登録して数社に応募してみたのですが…
リハ職としての転職活動と比べると圧倒的に難易度は高いです!
今まで医療・介護業界で3回の転職をしていますが、面接までいかない事がなく、落ちたこともありませんでした。一般職は経験もないため、難しいことはわかっていましたが、20社応募して面接まで行けたのは1件でした。
総合職エージェントサイトのメリット
- リハ職以外の求人という選択肢が持てる
- エージェントがいるので、サポートはばっちり!(担当者の質もかなり高い)
- 将来を見据えたキャリア形成ができる可能性がある
リハビリの臨床の仕事以外にも興味がある!
という方は一般向けエージェントがおすすめです!
リハ職向けだと、どうしても求人のほとんどが病院・介護施設・訪問での臨床業務がほとんどです。一般向けエージェントであれば、一般企業の求人が中心のため、視野を広げる事ができます。ただ、一般企業への転職となると、今ある国家資格は使えない事を念頭において下さい!
それもあってか、エージェントの質は高い所が多く、システムもしっかりされている所が多いです。
総合職エージェントサイトのデメリット
- 今までと異なる畑に行くため、これまで培ってきた経験が活きない可能性がある
- 転職の難易度は高く、10社に応募して1社面接できるかどうかというレベル
(これはリハ職だったら考えにくいですが、一般企業への就職となるとこんなもんらしい。)
リハ職の転職はかなり見つかりやすいですし、「書類選考なし・面接1回」のように、ハードルは低いですが、一般企業となると、かなりそのハードルは高くなります。一般企業への転職を希望される方は、エージェントへの登録が必須と言ってもいいでしょう。
総合職エージェントおすすめサイト3選
- リクルートエージェント
-
リクルートエージェントは総合職エージェントですが、リハビリ職の求人も掲載しています。
- doda
-
dodaも同様に、リハビリ職の資格を持つ方の求人があります。
- マイナビ転職エージェント
-
マイナビコメディカルは医療職専門ですが、こちらは総合職になるため、一般職をお探しの方はこちらへの登録もありです。
こちらも、リハ職向けエージェント同様、本気で転職をお考えなら2つには登録した方がよいでしょう。
ハローワーク
ハローワークのメリット
- ハローワークにしかない求人もある
- 面倒な登録などなく全ての検索が可能
ハローワークのデメリット
- ブラック企業も多いという話もある
- 地域にもよるが、ハローワーク以外のサイトのみに掲載しているケースも多い
ハローワークは雇い主側からすると、無料で掲載が出来ます。経済的に厳しい企業や、人材確保にお金をかけたくない企業は、まずはハローワークから登録します。なのでハローワークにのみある求人があるわけです。
しかし、だからこそ注意すべき点もあります。
例えば、ハローワークから見学や面接の応募があったとしますよね。
怪しい人でない限り、この機を逃すまいと、必死で人材確保をしにいきます!
その結果、嘘まではいかなくても良く見えるような案内になることがあるんです。
ハローワークから、私の勤めていた中小企業に応募があり、社長面接の時に、言われた事と、会社に入っての業務内容が違っている!と職員からクレームが来たことがあります。
むしろ、しっかりお金をかけて人材確保をする場所の方が、やめられては困るため、大切に人材育成をする傾向があるようです。
その他ネットでの検索
もし、ご自身が就職したい場所や法人があるのであれば、直接検索をするのも手でしょう。
病院や施設のサイトには、求人募集の案内が書かれていることも多く、エージェントなどの仲介を通さないため、実は採用率も上がります。
③良さそうな場所が見つかったら応募して、提出書類も作ろう!
転職サイトを使っていて、気になる場所があったらまずは応募することになります。その際、履歴書や職務経歴書が必要になる場合があります。
※面接前に提出というパターンもあります。
履歴書・職務経歴書の書き方、フォーマット
履歴書なんて書くのいつ以来だろう。こーゆーの書くのって苦手なんだよね。
自己PRとか、アピールポイントを考えるのって、なんかすごく難しく感じますよね!
履歴書の内容で困っている場合は1章に書いたように、自己分析をしてみましょう。
何回も転職をしていたり、雇用期間が短いなどの事があっても、それをそのまま書くのではなく、出来るだけアピールに転換するように書くのがコツになります。
手書きの方がいいか、パソコンの方がいいかという疑問もあるかと思います。中には手書きで書くほうが印象がいいと書いてあるサイトもありましたが、正直どちらも変わらないため、パソコンの方がいいと思います。特に、今までお伝えしてきたように、複数の応募をする際に、手書きよりも圧倒的にパソコンの方が効率がいいんですよね。
履歴書や職務経歴書の書き方については、PTOTSTワーカーのサイトで詳しく、具体例も上げながら説明してくれています。履歴書のフォーマットもあるため、履歴書作成で迷った時には活用してみて下さい。
履歴書・職務経歴書の書き方
(外部リンク)
こちらエージェントに登録しておけば、履歴書添削もしてくれるそうです。
その他書類
面接までの書類としては、基本的には履歴書と職務経歴書を用意すれば問題ないと思いますが、応募先によって、以下のものも準備する必要があるようです。
・健康診断結果
・源泉徴収票
もし必要であれば事前に言われるため、必要に応じて準備しましょう。
エージェント経由で転職活動をしていれば、担当者の方がサポートしてくれます。
④複数の職場見学をしよう!
職場見学は、実際の職場環境を理解し、自分に合っているかどうかを判断する重要なステップです。
このフェーズであなたの未来が決まると言っても過言ではありません。
しっかりと準備をしてから職場見学に望みましょう!後悔しない転職にするために、よっぽどの理由がない限りは複数の場所を見学するようにしてください!
職場見学に行く際の注意点
最低限のマナーさえあれば、そこまで緊張する必要はありません。
(…といっても最初は緊張しますけどね。)
さらに欲を言えば、ここでいい印象を与えておけば、後の面接にも効果を発揮します。あなたはどちらかといえば選ぶ側の立場になれます。
よくあるケース!「ついでに面接しましょう」はちょっと待った!
エージェントサイトで転職活動をしていると、「見学した際は、履歴書と職務経歴書をお持ちください」と言われるケースがあります。
見学のついでに面接まで済ませてしまおうとする場合があるのです。
そんな事、本当にあるんですか?エージェントを使うのが怖くなってきました。
私も2ヶ所目の職場に転職した時は、促されてそのまま転職してしまって後悔した経験があります。今でも担当者によってはそういうケースはあるようですが、しっかりとこっち目線で一緒に探してくれる担当者もいます。なので複数登録を推奨しています。
例えば、あなたが北海道に住んでいて、今度の就職で上京してくる予定があり、東京には何回も足が運べない!という理由ならむしろありがたいと思いますが、そういった理由がなければ、考えたほうがいいと思います。
エージェント側の担当者によっては、早く転職してほしい!と思って促されるケースがあるんです。職場側も早く人材確保したいと思っている所もあるでしょう。
しかし、あなたは一度転職したら、その先数年単位で働くことになります。後悔しないようにするためにも、1ヶ所だけでなく、数ヶ所見学に行き、選ぶようにしてください。
職場見学の時に良い印象を与える!
良い印象を与える!といっても特別なことをする必要はありません。
『社会人として常識的な行動』
➕
『姿勢・挨拶には多少気を使う』
これだけで、良い印象を与える事ができます。
・髪型や服装は常識範囲で!
今まで見学対応した人の中には、私服で来る人や、髪の色が明るすぎる人などもいました。人によっては気にしませんが、この部分でマイナスな印象を与えてしまうともったいないので、多少気を使うようにしましょう。
・時間厳守
時間は守るようにするのは当然ですが、あまりに早いと迷惑と思われてしまう可能性があるため、約束時間の10分前を目安に着くようにしましょう。
・[ここポイント!]姿勢・挨拶はしっかりはっきり!
悪い姿勢には注意、挨拶は目を見て、出来るだけはっきりとしましょう。すれ違った職員や利用者さんにも挨拶をするように出来れば完璧です。
(人によってはハードルが高いと感じるかもしれませんが、挨拶1つであなたの印象が変わります。良さそうな場所に行く時だけでも試してみてください。)
今後行う可能性のある面接において、第一印象が非常に大切です!これら3つを抑えておけば、第一印象アップにつながるはずです。
職場見学で抑えるべきポイント
職場見学に行くことに決まったのですが、何を見ていいのかわかりません。
今はオンラインでの職場見学もありますが、出来れば実際に職場の雰囲気を見たいです。実際に観に行く際には、出来れば事前準備で下調べをして、しっかりと観察をすることが必要です。また質問の時間もあると思うので、質問もあらかじめ考えておきましょう!
その他、見学に行った時に抑えておくと、さらに深い情報が得られるポイントをまとめてみました。これらを参考に、ご自身の中での職場選定に活かしてみて下さい。
事前準備
職場のウェブサイトやレビューを読み、事前に会社についての基本情報を得ておく事をおすすめします。5章でもお伝えしますが、会社の理念を事前に把握したり、レビューなどを見ることで、色々な視点から観察することができるようになります。
観察
職場の環境、従業員の様子、働き方などを観察しましょう。細かい事を言えばキリがありませんが、特に従業員同士の関係性や、利用者さんへの言葉遣いや対応はよく観察した方がいいです。また、職員数も見てみましょう!
例えば、介護職員の数があまりに少ないと、リハ職も介護業務を多く負担する可能性があります。そして気になったことがあったら質問が出来るように、メモを取るか、頭の中で覚えておきましょう。
質問
見学の後には質問する時間があると思います。ここで先程観察して疑問に思ったことや、ネットで調べてきたことを正直に聞いてみましょう!
エージェントで転職活動を行っている場合は、担当者を通して後から質問をする事も可能ですが、基本的には職場見学での質問が終わったら、次の流れは面接→内定となります(面接でも質問は可能ですが)。くれぐれも後悔のないようにしてください。
また、質問は職場見学に行く前に、ある程度の内容は決めておいたほうがいいです。どのような内容の質問がいいのか迷う人もいると思います。そのような方は5章[自分にあった職場を選定するためのコツ]から選定してもいいでしょう。
⑤自分に合った職場を選定するためのコツ
こちらの章では、求人票には書いておらず、入職後に「聞いておけばよかった」「もっと確認しておけばよかった」となりやすいポイントを書いてみました。
気になる部分に関しては、職場見学に行ったときに質問として取り入れてみて下さい。ただし、中にはストレートに聞くのはやめた方がいい内容もあるので、オブラートに包んで質問して下さいね!
求人票の給料だけを見ていると陥るワナ!
職場を選ぶ際には、求人票の給料だけを見てしまいがちです。しかし、休みの日数が各企業によって異なることも多く、それ以外にも総合的に見ると、間接的に給料と関わってくる部分がいくつかあります。それらも踏まえた上で給料を見るようにしましょう。
休み日数や有給の使いやすさも確認
有給は取れる環境?
一番給料に関わる部分として、休みがありますよね。
『年間休日 〇〇日』
これは求人票からすぐに確認することができます。医療業界・介護業界は、その企業ごとに休日が大きく異なるため、必ず確認します。場所によって、年間20日間ぐらい違う可能性があります。
また、求人票に載っていない要素として、有給の使いやすさも重要な要素でしょう。
現在は有給休暇取得の義務化があるため、以前よりはマシになりました。しかし、この業界、特に介護業界の中小規模の施設では、そういった情報に乗れていない施設もあるため注意が必要です。
実際に私の前回務めていた中小企業は、社長が70歳超え、職員の多くが50歳超えで構成されていて、有給を取れる雰囲気がありませんでした!
有給については、気になる人は実際に質問してみてもいいでしょう!
勤務時間・拘束時間も一律ではない
休日の日数だけでなく、求人票で勤務時間の確認もしてみましょう!
『実務時間8時間+休み時間1時間』
ここらへんが普通ですが、中には実務時間は7時間半というところもあります。
「…30分だけしか違わない」
「30分も違う」
どちらに感じるかは人それぞれだとは思いますが、1ヶ月換算で約10時間も変わってきます。実質休み1日分以上、年間通して12日以上働く時間が少ないことになります。年間休日との兼ね合いも考えてみるのもいいかもしれません。
残業時間や残業代はしっかりと貰えるのか確認
残業時間、残業代はしっかりと支払われる?みなし残業は?
残業関連は求人表に載っていないことが多いのですし、業務時間の兼ね合いで転職を考える人も多いと思うので、ここは明確にしておいた方がいいでしょう。残業時間に関しても抑えておくべきポイントがあります!
それは「みなし残業」というワードです。聞いたことない方もいるかも知れませんので簡単に解説しますね。
みなし残業とは、賃金や手当ての中に、あらかじめ一定時間分の残業代を含ませておく制度のことで、一定の残業代を固定して支払う固定残業制度とも言われてます。
(ベンナビより引用)https://roudou-pro.com/columns/102/
「残業代が給料の中にある程度入っているので、ある程度の残業までは残業代は出ません。」
という事です。
「みなし残業」の存在は、入職後に知ったという方もいるため、こちらについても気になる方は質問してみましょう!
離職率はいい職場かどうかを判断する時の指標になる
離職率はどれくらい?
いいと思えない職場には、人は定着しません。離職率が高いという事は、それなりの理由があると思っていいです。
特に、理学療法士であればリハビリ科の離職率は聞くことをおすすめします。聞きにくさもあるでしょうが、この質問に自信を持って答えられる職場は安心できる職場と言えますし、濁すように答える職場は少し怪しんだ方がいいかもしれません。
ちなみに少し古いデータ(2013〜2015までの平均離職率)にはなりますが、医療・介護業界での平均離職率は以下のようになっています。
介護分野においては元々高い数値となっていますが、これより高いと危険と認識していいと思います。
退職金の有無、また退職金の金額も場所によって大きく変わる
退職金はある?
あなたはご自身の職場で「退職金がもらえるのか?」「いくらくらいもらえるのか?」という事は把握していますか?
退職金は、勤め先によって大きく変わります。
ここで私が働いてきた職場の退職金を見ていきましょう!
1ヶ所目:4年間勤めて約60万円
2ヶ所目:3年間勤めて約8万円
3ヶ所目:3年間勤めて なし
(全部手取り換算)
こんなに違いがありました。
退職金がないことなんてあるんですか?将来のためにもこれは聞いておかないと!
3ヶ所目に関しては退職が決まってから、退職金がないと聞いた時には思わず耳を疑ってしまいました。(ちゃんと確認していなかった自分も悪い)
このように、退職金は勤め先によって大きく変わりますし、最悪ないこともあります。これが、長く勤めようと思っている職場であれば、将来的な安心感が全然違いますよね。
なので、退職金を気にされる方は就職する前に確認しておいた方がいいです!
その職場の人間関係がどうなのかを見定める
私も実は、前の職場は人間関係が悪いのもあって辞めたいと思っているんです。次の職場でも気にはなるけど、人間関係なんて入ってみないとわからないですよね…
転職してきた職員に理由を聞くと、少なからず人間関係が関わっているケースが圧倒的に多いです。人間関係を唯一探れるのが職場見学なので、職員の姿勢や態度をよく観察する事が大事です!あとは口コミや質問などからも多少わかることがあります!
職場の人間関係は、仕事の満足度に大きく影響します。この業界では、人間関係が全てと言っても過言ではないと思っています。退職理由の半分以上で人間関係が絡んでいます。
職場見学で全て見抜くのは困難ですが、少しでも情報を集めて、色々な視点を持てるようにしてから見学に臨みましょう!
口コミ
職場の現在または過去の従業員からの口コミは、職場の雰囲気や人間関係についての情報源の一つになり得ます。オンラインの掲示板やSNS、Google検索などでも口コミを探すことができます。
ただし、口コミによる評価を鵜呑みにしてはいけません。なぜなら口コミには主観的な意見が多いからです。
例えば、
・病院への不満がたまり、退職した後に悪評を広めようとしている人
・受付には接客上手の方が多く、家族からの評判はいいけど、現場職員はズタボロ
なんてケースもあります。
これはあくまで参考程度にすることをおすすめします。
それよりも、実際に見学をしてみて、雰囲気を感じ取る方が大切だと思います。
特に看護・介護との関係性は重要!
私は今まで色々な病院や施設を見てきましたが、リハ科と看護科が仲が悪いケースが多くあります。特に、介護施設ではその傾向が特に強くなります。
施設の看護師には50代60代など、中高齢者が多く、そして女性が多いです。全員ではないのを前提に言うと、
「看護のおばちゃんは曲者が多い!」です。
中には凄腕の人もいますが、曲者割合が多いのも事実。
介護施設では、病院以上にリハと看護や介護との連携をする場面が多いです。そのため、ここの関係性が長く続けられるかの鍵になっています。
見学での質問などから見抜く!
職場の雰囲気などは聞いても問題ない!
職場見学の際に、従業員の様子や職場の雰囲気を観察し、必要に応じて直接質問しましょう!実際に見学していて、疑問に思ったことはメモを取っておけば、忘れずに質問することができます。
ただし、人間関係の質問をするときには、少し遠回しに聞いて探っていくのがいいでしょう。
- 「職場の雰囲気はどうですか?」
- 「介護や看護との連携はどれくらい取っているんですか?」
- 「看護のトップの方はどんな人なんですか?」
- 「リハ科内で飲みに行ったりとかされるんですか?」
これらは一つの例ですが、このように少し遠回しに聞くことで、正直に答えてくれる人もいますし、話を濁されたら…やや危険と考える事ができます。
⑥面接までの準備をしよう
理想の職場を見つけたら、応募準備を始めましょう。効果的な準備が成功への鍵となります。
リハビリ職の転職活動では、「まぁ大丈夫でしょ!」というマインドでOK!
「どこにも就職できない」なんてことはない!
転職活動は大変そうだな…
そう思われている方もいるかもしれません。
一般企業、特に人気がある業種となると、に就職をするとなるとすごく大変です。2章[総合職エージェントのおすすめサイト]の部分でも触れましたが、20社に応募して、書類選考で通るのは1社というレベルなので、転職活動をしていく中で自信をなくして、諦めてしまう人もいると思います。(私も諦めてますし…)
しかし、この業界なら大丈夫です!
人気のある病院となると高い倍率の場所も一定数ありますが、多くの病院、施設、訪看などは、人を欲しています。これが資格を持った強みということでしょうか。
もし面接で内定をもらえなかったとしても、あまり気にせず次に進みましょう!そのためにも、候補は1つに絞るのではなく、いくつか挙げておくのをおすすめしています。
「あなたは選ばれる側というより、選ぶ側の立場にあります」
面接を成功させるために!
第一印象が大事!メラビアンの法則
みなさんはメラビアンの法則を聞いたことがありますか?
メラビアンの法則とは、コミュニケーションにおいて言語・聴覚・視覚から受け取る情報がそれぞれ異なった際、言語情報が7%、聴覚情報が38%、視覚情報が55%の影響があるとした心理法則です。
Schooより引用(https://schoo.jp/biz/column/617)
(下線部分は説明すると長くなるため、詳しく知りたい人はリンク先まで)
つまり、人は視覚情報と聴覚情報で人に与える印象が大きく変わるということです。面接の時に視覚情報と聴覚情報で、良い印象を得ることは、言語情報である面接内容以上に大切です。
面接における視覚情報と聴覚情報をまとめておきますね!
○視覚情報:身だしなみ、姿勢、表情、視線
○聴覚情報:挨拶、面接をしている時の声のトーン
これらを意識することでが面接成功の近道になります。
また、第一希望の求人が決まっているのであれば、事前にいくつか他の所で面接をしてみる!というのも一つの手になります。
よく聞かれる質問は抑えておこう!
面接!と言えば、定番の内容があります。特に①〜③は聞かれる事が多いです。
- 自己紹介や自己PRに関する質問
- 転職理由や志望動機に関する質問
- 経歴やキャリアに関する質問
- 人間性や価値観に関する質問
- その他の質問
これら全てでなくとも、このような内容の質問はされると思って下さい。なので、完璧でなくても、ある程度は考えておいたほうがいいと思います。
また、その他の質問として、「いつから働けますか?」という質問もあると思います。今いる職場との兼ね合いも考えて答えるようにしてくだい。(特にまだ退職の意向を伝えていない場合)
場所によっては、多少いじわるな質問をされることもあるかもしれません。しかし、ここに関しては対策のしようがないので、あまり深く考えて大丈夫です。いじわるな質問をされる時には、反応や素直さを見ていることが多いため、知ったかぶりなどせずに、素直に思ったことを答えるようにしましょう。
これでいよいよ面接本番!緊張している?でも大丈夫です。
ついに、ここまでこれましたね!あともう少しで理想の転職ができますね!
…いよいよ面接かぁ、緊張しますね。ガクガク…ブルブル…
面接の機会って、生きていても数回しか経験することがないので、誰しも緊張してしまうのは仕方がないことです。どうしても苦手な人は、回数を重ねていけば必ず慣れます。もし不採用になってしまったら、今回を練習、次を本番と思って次に備えましょう!
自信がない人は初めての面接は第2希望や第3希望の所から臨み、第1希望の時には多少慣れておくというのも一つの手です。
⑦内定後
緊張しまくった結果、全然話せなくて2社も落ちちゃったけど、3社目では上手くいって内定を取ることができました!アドバイス通り、3社目が第一希望の職場だったので助かりました。
今までしっかりと準備をしてきた結果が出てよかったですね!次の職場が決まったら、内定後の流れも把握するようにしましょう。
内定後の流れ
今いる職場に出来るだけ迷惑がかからないようにやめるには、2〜3ヶ月前くらいには退職の意向を伝えた方がいいでしょう。ギリギリになって伝えると申し送り期間なども必要になってくるため、有給を全て消化できない事なども生じ得ます。
退職届は職場との話合いで退職日が決まってから書きます。
職場によっては独自のフォーマットがあるため、まずは上司に聞いてみて下さい。
周りには出来るだけ迷惑がかからないように、詳細がわかり次第上司に報告・上司と相談して他職員にも報告しましょう。
退職届が受理されたら、仕事の引き継ぎを行います。引き継ぎ期間などは、仕事によっても異なりますが、月末・月初の業務などもある場合には、早めに他の職員などにも伝えて、引き継ぎをしておく必要があります。
入職準備
準備しておく書類
新しい職場に行く時には、必要となる書類があります。基本的には内定後に案内があるため、それに従って準備してください。ここでは一般的に必要になってくる可能性が高い書類をお伝えしておきます。
雇用保険受給資格証
源泉徴収票
年金手帳
給与振込の口座情報
マイナンバー
身だしなみ
「メラビアンの法則」覚えていますか?
もう一度簡単におさらいすると、身だしなみをはじめとする視覚情報によって印象が大きく変わってきてしまうことでしたよね!
つまり!
入職初日が大事ということです。
これから新しい職場に入り、いい人間関係を築いていくためにも、入植前の準備として身だしなみには気を使っておきましょう。
⑧ここまで来れば、後は転職日を待つだけ!
30代からの理学療法士としての転職は、人生において重要な転換点になります。
目的の明確化・自己分析・情報収集・職場見学を入念に行い、あなたのキャリアにとって出来るだけ最適な職場を見つけてください!自信を持って、転職活動を行いましょう。
また、何か転職についてのお悩み・相談があれば、いつでも相談にのります。色々な友人などの相談にも乗っているため、私視点からのアドバイスも出来ると思います。
こちらから、お気軽にメッセージをいただければと思います。
コメント
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