【現役理学療法士が語る】オワコンと言われる13の理由と7つのデータからみる真実!

<悩める人>

ネットでPTはオワコンって見たのですが、これって本当なんですか?私この仕事は好きだし、今後も続けていきたいんです。

<ぜおん>

確かに、ここ数年でオワコンって言われる事が増えてきていますね。考え方にもよりますが、そう言われる理由はいくつかあります。本当にオワコンなのかどうか見ていきましょう!

理学療法士とは医療系の国家資格でリハビリテーションを行う専門職です。

以前は看護師と同じように引く手あまたでしたが、ここ数年で「オワコン」とまで言われることが増えてきました。

本当にオワコンなのでしょうか。結果から先にお伝えします。

理学療法士はオワコン!ではありませんし、今後もオワコンにはなりません。

しかし、

なんとなく働いている、何も影響力のない理学療法士はオワコン化していく!

という可能性が高いと思っています。

この記事を見ている方には『理学療法士になりたいと思っている人』『現在理学療法士として働いて、不安に思ってきている人』がほとんどだと思いますが、今回は主に後者の方に向けての悩みを解決する記事となっています。

現在働いている職場で、影響力をつけるのは難しい!と感じている方は、後ほど詳しく解説しますが、転職という方法も有効な手段になります。こちらも併せてご覧ください。

一体お前は誰なんだ!という声も聞こえてきそうなので、私の自己紹介を簡単にさせていただきます。

プロフィール
PT14年目の「ぜおん」です!
今までに3回の転職経験があり。
詳しいプロフィールはコチラ

【1社目】総合病院▶急性期・回復期・ターミナルを経験。

【2社目】老健▶入所・通所・訪問を経験。介護認定審査員なども務める。

【3社目】介護系有限会社▶介護予防事業立ち上げ、その後デイサービスの管理者も兼任。介護予防事業では、市とも連携して介護予防事業の普及に尽力。

【4社目】老健(現在)▶友人の紹介で転職。入職して半年で副主任、1年で主任を任命。

私自身、理学療法士として色々な経験をしてきて、以前よりも厳しい状況になってきている事を実感しています。

しかし、それがどの程度のものなのか、様々なデータを見ながら検証して、対処法などもお伝えさせていただきます!

この記事はこんな人におすすめ!
  • 理学療法士が本当にオワコンなのか知りたい
  • オワコン理学療法士にならないために、どうすればいいのか知りたい
  • 影響力のある理学療法士になりたい

こんな方は是非読んでみてください!

目次

理学療法士がオワコンと言われている13個の理由

『理学療法士はオワコン!』と言われる理由はたくさんありますが、大きく分けると3つに分類出来ます。

  • すでに飽和状態だからオワコン!
  • 給与面が安いからオワコン!
  • 労働環境が悪いからオワコン!
<ぜおん>

ここでは略して3大オワコン分類と呼びます。

このオワコン分類を細分化すると13個の理由があります。

その中には、実際にその通りであるものもありますし、そうでないものもあります。

まずはどのようなことが言われているのかを見ていきましょう!

すでに飽和だからオワコン!

1:もうすでに理学療法士は飽和状態にある!

2:さらには毎年新たな理学療法士が排出され続けている!

3:今後はAIの発展で人員削減の方向もある!

『理学療法士はオワコン!』と言われる中でも、一番耳にする理由が「飽和関連」です。上記のような事が言われていますが、実際のところはどうなのでしょうか?

2章にていくつかのデータを用いて本当に飽和しているのかを探っていきます。

給与面が安いからオワコン!

4:昇給小さく、給料低い

5:全体的に若い人が多く役職になれないため給料が上がりにくい

6:社会保険料の増加

7:サービス残業が多い

8:自腹の自己研鑽が割にあわない

9:経験値や努力が評価されにくい

「給与面」は「飽和」とも関連性はあります。

数十年前と比べると、理学療法士の専門職としての給料は下がっている傾向にありますが、これは明らかに供給が増えてきているからです。

では、平均的な年齢別の給料と比べて理学療法士はどうなんでしょうか?

こちらも2章で比較してみましょう!

労働環境が悪いからオワコン!

10:肉体労働、コミュニケーション量が多くて大変

11:ストレスが多い職場環境

12:医師・看護師の権力が強すぎる

13:感染拡大時の労働環境

『理学療法士はオワコン』と言われる理由としては飽和・給料面の要素が強く、その後の理由となりますが、労働環境の悪さと言うのもオワコンと言われるの理由としてよく挙げられます。

<ぜおん>

特に人間関係の問題は医療現場では本当によく聞きますよね!

転職理由の一番の理由も人間関係。労働環境に関しては、離職率を見ながらオワコンかどうかを検証していきましょう!

7つのデータから見るオワコン説の真実

<悩める人>

「飽和してる」「給料が安い」「人間関係が悪い」どれも確かに聞いた事あります。これってつまりオワコンってことじゃないですかー!?

<ぜおん>

確かに話にはよく出る内容だけど、本当の所って知っていますか?どれくらい飽和しているのか、給料は平均と比較して本当に安いのか。

<悩める人>

それは…調べた事はないですが、みんな言っているので…

<ぜおん>

聞いた事はあるけど実際どの程度なのかまでは把握していない人がほとんどだと思います。なので、実際に信頼性のあるデータを元に、本当に真実なのかを見ていきましょう!

今後、理学療法士はどうなってしまうのか。信頼できるデータを元に見ていきます。

①現時点では理学療法士の需給バランスは取れている

まずはこちらのデータを見てください!こちらは、厚生労働省の理学療法士・作業療法士の需給推計についてです。

データ①

出典:理学療法士・作業療法士の需給推計について厚生労働省

こちらを見ると、2024年現在は需要と供給のバランスは取れています。

しかし、需要は大きくは増えませんが、供給量は増え続けていくため、このままのペースだと飽和していく事がわかります。

  • 2024年時点では需要の方が多い
  • 2026年を起点に供給の方が多くなる
  • 今後はさらに需給量の差は増え続けていくと予測されている

②理学療法士になる人の数は増えている!

毎年どれくらいの理学療法士はどれくらいのペースで増えているのでしょうか?

データ②

「理学療法士資格」合格者数推移
参考:理学療法士協会|統計情報

上記の表を見ると、年々資格取得者数が増えているのがわかります。その勢いは少なくなっているものの、現状でも同じ勢いで増えています。

10〜15年前と比べると、国家試験の合格率が低くなってきています。

私が資格を取得した時は、平均95%くらい合格すると言われていましたが、近年では80%くらいになっています。

<ぜおん>

ちなみに私が国家試験を受けた平成23年は、その年だけ極端に低くて合格率74.3%でした。。

合格率が低くなっているにも関わらず、資格取得者が増えているということは、それだけ学校に入っている人の数が増えているということです!

  • 10年以上前と比べると、国家試験の合格率は落ちている
  • だが毎年輩出される理学療法士の数は増え続けている

③理学療法士の学校の数も微増

理学療法士の資格取得者数が増えているという事は、学校の数はどうなっているのでしょうか?

データ③

「理学療法士」学校数の推移
参考:理学療法士協会|統計情報

こちらは最新のデータは令和3年のものとなっていますが、学校数も現状増え続けています。

比較をすると、増え方は緩やかになっているので、これ以上急激に増えることはありませんが、学校数が多いということは、それだけ学生の数も多くなります。

<ぜおん>

国家試験の合格率が低くても理学療法士の数が増えていくのは当然ですよね!

  • 養成校の数も増え続けている

④平均年収の比較

続いて、理学療法士の給料は本当に安いのか!?

ということで、給与面に関してのデータを見ていきましょう。

給与に関してのデータとして、令和3年度における、全業種での平均年収と理学療法士での平均年収を比べて見ます。

データ④

令和3年の時点では平均年収と比べて年収に大きな差はありません。むしろ若干ですが平均年収は超えていますよね。

つまり、全体の平均くらいの給料はある!というのがこのデータから見てわかることになります。

ではなぜ理学療法士の給料は安いと言われてしまうのか?

それは以下のような理由からだと思われます。

  • 国家資格を持っている割に給料は少ない
  • 仕事が大変なのに給料は少ない
  • 医療報酬や介護報酬には上限があるため、他の職種と比べると給料が上がりにくい
  • 若い人が多いため、役職にもなりにくい

病院や施設など運営する側からしても、介護保険の改定によって収益が安定しないため、売上が上がったとしても給料に還元できないという状況もありそうです。

ただ、令和5年12月にはリハビリ職への賃上げが明記されています。国が決める診療報酬や介護報酬が私たちの給料に大きく関わってくる事を考えると、今後も平均的な給料は得る事ができるでしょう。

  • 理学療法士の給与は平均的な年収とほぼ変わらない

⑤理学療法士の年齢層を見ると、昇給しにくい事は予測される

しかし、ここで一つの大きな問題があります。理学療法士の平均年齢の低さです。次の表は2023年時点で理学療法士の年齢区分が示されています。。

データ⑤

参考:理学療法士協会|統計情報

データ⑤からは、圧倒的に若い年齢層で成り立っているのがわかります。

看護師などと比べても、引退する人がいないため、理学療法士の数は今後も増え続けていくことが予測されますし、役職になったりすることでの昇給はどんどん難しくなっていくという点はありそうです。

  • ただし、他業種と比べると平均年齢は低い
  • 平均年齢が低い事は、昇給のしにくさに関わる

⑥理学療法士と企業全体での離職率の比較

次は離職率を比較してみます。

データ⑥

参考①:第2回理学療法士・作業療法士需給分科|公益社団法人日本理学療法士協会
参考②:令和2年雇用動向調査結果の概況|厚生労働省

データ⑥を見ると、離職率は分野ごとに異なりますが、介護分野で仕事をしている理学療法士の離職率は平均よりも高く、医療分野では大きく低い結果となっています。

医療分野で仕事をしている人数の方が多いことを考えると、理学療法士の平均離職率は日本企業全体と比べると低いと言えるでしょう。

  • 理学療法士の離職率は分野によって大きく異なる
  • 医療分野の離職率は平均より低い
  • 介護分野の離職率は平均より高い

⑦全業種での退職理由

最後に、全業種での退職理由についても見ていきます。

長年この業界で働いていて、たくさんの退職者を見てきました。その中で、一番多い退職理由は「人間関係」です。

「理学療法士は体力がいるから大変」「給料が安いから」というマイナスな理由や、「違う分野も学びたい」「スキルアップしたい」というプラスな理由も聞きますが、結局は人間関係に問題があって辞める人が多いのが事実です。

というのも踏まえて、次のデータを見てみて下さい。

データ⑦

参考:令和2年雇用動向調査結果の概況|厚生労働省

全業種を見ても、若年層は人間関係が理由で退職をしています。

人間関係で退職する人が多いのは、医療業界や介護業界に限った話ではないということです。

  • 人間関係で辞めるのは全業種共通

結果、本当に理学療法士はオワコンなのか?

ここまでで、データで色々と現在の状況を見てきました。ではこれらをまとめた上で、本当に理学療法士はオワコンなのか、見ていきましょう。

<悩める人>

データ見て、確かに給料は平均くらいだったけど、やっぱり飽和してきているのがわかりました。つまり…今後はやっぱりオワコンになるってこと!?

<ぜおん>

データから、PT全てがオワコンではないのは分かったと思います。でも供給量が増えているのは確かで、将来を考えていかないと、オワコンPTとなってしまう可能性はあると思います。

供給が多くなっているのは確かだが職域も増えている

今後供給過多になっていく傾向はあります。なので、これからはさらなる専門性が必要になってくる可能性は十分にあります。

ただ給料をもらうためだけに働く。

このように働いている人は現状数多くいますが、今後は淘汰されていく可能性は高いでしょう。

徐々に理学療法士やその他リハビリ職の職域は広くなってきており、様々な形で活躍する方も増えてきていますが、新しい分野の職を目指すなら、なおさら専門的な知識が必要になってくるでしょう。

AIの発達にも大きく左右されない

現在はchatGPTなど、AIが凄まじい進化を遂げています。これにより今ある仕事の多くは無くなってしまうのではないか?とも言われています。AIによって無くなると言われている仕事・無くならない仕事を見ていきましょう!

AIによって無くなる可能性がある仕事

以下は、AIによって無くなる可能性が高いと言われている仕事の一部です。他にも無くなると言われている仕事はたくさんあります。日本の場合、簡単に仕事が無くなる事はありませんが、求められる求人数は少なくなっていくでしょう。

  • 一般事務員
  • 銀行員
  • 警備員
  • スーパー・コンビニ店員
  • タクシー運転手
  • 工場勤務者
  • 薬剤師

主な特徴として、事務的な作業で出来る仕事が無くなる可能性が高いです。人よりもAIの方が優秀になっていきますからね。同じ医療業界で言うと、薬剤師なども無くなる可能性が高いと言われています。

AIが発達しても無くならない仕事

逆にAIが発達しても無くなる事はないと言われているのが以下の仕事になります。

  • 営業職
  • 介護職や医療職
  • カウンセラー
  • データサイエンティスト

主な特徴としては人と関わる仕事という事です。その他には0から1を作る仕事はAIが苦手とする分野になるので、そのような仕事も無くならないでしょう。

現状、給料の高い職種として名を連ねているパイロット・会計士・弁護士などの仕事も、AIが発達すれば代替できる可能性があります。しかし、理学療法士の資格があれば仕事がなくなることはない!というだけでも安心感につながりますよね!

専門性・やりがいを求めるならやるべき

まず、あなたがなぜ理学療法士を目指したのかを再度確認してみましょう。

給料が高い職業に就きたかったからですか?

なんとなく進学してなりましたか?

違うと思います。理学療法士という職業を選んだ背景には、

やりがいを求めて

社会貢献のため

人に感謝される仕事がしたい

人に勇気や元気を与えたい

など、この職業が持つ社会的意義や個人的な達成感などもあったはずです。

この仕事は人と関わる仕事なので、患者・利用者と接していて、めんどくさいと思うような事もたくさんあります。しかし、こちらが一生懸命やれば、多くの人には感謝される仕事です。ありがとうと言われる仕事です。

もし仕事自体は好きだけど人間関係などで楽しくないのであれば、転職を考えるべきだと思います。

これは私の個人的な意見ですが、この仕事をしていて楽しく無いのであれば、続けている意味がないとさえ思っています。

理学療法士としてオワコンにならないための対策

<悩める人>

私、今まで何も考えて仕事してなかったな。このままじゃオワコンPTになっちゃう。どうすればいいんだろう。

<ぜおん>

そんなあなたのために、今からオワコンPTにならないための対策をお伝えしますね。

オワコン理学療法士にならないための対策はたくさんあります。ご自身に合った形で以下のようなことを試していただけると、オワコン理学療法士ではなく、必要とされる理学療法士になれるでしょう。

影響力を持てる立場になる

「そりゃ影響力があればオワコンにはならないのはわかるけど、それは役職になったりとかしないと影響力は持てないでしょ!?」

という声が聞こえてきそうですが、影響力を持つのは誰にでも努力次第では出来ます。ここではいくつか影響力を持つための方法をお伝えしていきます。

専門性を高める

この専門性というのは、呼吸器疾患に強くなる!心疾患に強くなる!というように理学療法士としての専門性を高める事だけではありません。以下のように何に関してでもいいので、人に教えられる立場になろうという事です。

  • 理学療法士としての専門性を高めて、教える立場になる
  • 福祉用具について詳しくなる
  • 電子カルテなど、パソコン関連に詳しくなり、教える立場になる
  • 医療制度や介護保険制度に詳しくなり、加算などの話が出来るようになる

現に私は理学療法士としての専門的な資格は何一つ持っていません。手技とか元々得意ではなかったんですね。

ですが、パソコン関連や介護保険制度は比較的好きで、それらを深く勉強をすることで、上役と対等に話す事もでき、それが認められて役職という立場になることも出来ています。

発言機会を増やす事で影響力をつける

  • 委員会などの場で発言をして、実行をする
  • その他、病院や施設での取り組みに積極的に参加する

病院や施設では色々な委員会を設置していると思います。色々な職種が集まる会議で、しっかりと自分の意見を発言することが大切です。それ以外でも、地域活動への取り組みや法人内での取り組みなど、募集があれば積極的に参加して発言をすることでも影響力を持つことに繋がります。

もちろん、的を得た発言をしなければ、マイナスに働く事もありますが、事前の準備があれば良い意見を出す事が出来ると思います。発言を続けていれば、徐々に意見に耳を傾けてくれる機会も増えるでしょう。

その他の影響力のつけ方

  • 元気や明るさを売りにして、周りの職員や患者・利用者からの信頼を高める
  • 誠実さを売りにして、仕事を任せられる立場になる

専門性や発言をすることだけが、影響力のつけ方ではありません。全面的に明るさや誠実さを出すことで、職員からの信頼を得る事が出来ます。この信頼が影響力に繋がります。

これら例にあげたように、影響力をつける方法は色々とあります。まずはあなたの得意な事から影響力をつけられないか考えてみましょう!

転職をして影響力をつける

<悩める人>

私の友達も転職したけど、結局前にいる職場の方がよかったって言ってたから、転職は怖いんですよね。

<ぜおん>

転職にはやり方があります。しっかり手順通りにやれば、失敗しない転職をすることができると思いますよ!

もしあなたが、今の職場では影響力を出す事が難しいと感じるのであれば、転職を考えるのも一つの手でしょう。

実際に、リハビリの人数が多い病院などで役職に就くのは大変です。しかし、小さめの施設やリハビリ科の人数が少ない職場であれば、その分重要な役割を与えられやすいし、そこで活躍出来れば役職になることだって出来るでしょう。

実際に、私自身がリハビリ職を何十人も抱える大きな病院から、10人前後の小さめの施設に行ってから重要な役割を任されましたし、そこで色々な経験をしたことで役職などにもなることが出来ています。

なので、今いる職場が将来的にも影響力を出すのが難しいと感じるのであれば、転職は早めにすることもおすすめです。

もし転職をお考えの方はこちらの記事もご覧ください!

↓↓↓

最初のプロフィールで確認していただくとわかりますが、現に私も3ヶ所目・4ヶ所目では小さめの職場に行き、役職として影響力を出せるようになっています。

キャリアアップの為には必要になってくるといっていいでしょう。

全く異なる業界への転職

もし、理学療法士がどうしても不安に感じるのであれば、他業種への転職もありでしょう。ただし、他業種への転職は資格を活かせないことも多いので、大変になることが予測されます。

こちらも【保存版】リハビリ職・30代からの失敗しない転職ロードマップ!でも解説していますが、私も一度、他業種への転職を目指した事がありますが、書類選考で落とされてしまうことも多く、結局転職を諦めた経験があります。

副業をする(メリット・種類)

<悩める人>

確かに今の仕事以外で収入源があれば嬉しいけど、副業なんてやったことないし、私にできるのかしら!?

<ぜおん>

ハードルの高い副業もありますが、誰にでもすぐに始められる事もありますよ!

副業をすることは、理学療法士としてオワコンにならないようにするだけでなく、他にも色々なメリットがあります。

副業のメリット

  • 収入が増える
  • お金の心配から解放される
  • 新しいスキルや知識を獲得できる
  • 新しいことへのチャレンジで充実感が増す
  • 人のつながりが増えて幸福度が増す

行う副業の種類によっては、ただ収入が増えてお金の心配がなくなるだけでなく、新たなチャレンジや人との出会いはプラスの要素になることが多いので、副業も一つの施策と言えます。

副業には以下のような種類があります。検討するのであれば、以下の例を参考にしてみてください。

労働系副業

  • リハビリ職の非常勤
  • フードデリバリーや単発系など
  • その他、座談会モニターなど効率のよいバイトをする

まず、資格を活かして働くのが一番効率が良いでしょう。

週1などでも応募している場所はありますし、双方気に入ればより良い条件で転職できる可能性も秘めています。後は全く異なる業種でアルバイトというのもあります。給料面は低めですが、週1などの縛りはないため、都合のいい時に働けるのはメリットだと思います。最後に座談会モニターです。これは聞いた事がない方が大半だと思いますが、結構アツいと思っているバイトです。登録などの必要があり、抽選に受からないと出来ないため安定感には欠けますが、完全初心者でも出来て時間効率はすごくいいバイトになります。

ビジネス系副業

  • クラウドソーシングでバイトをする
  • ココナラで自分の経験や得意な事を販売する

最近AIの発達に伴い、AI関連の色々な儲け話を聞くようになりました。特にAI×ブログやAI×SNSなどでかなりの収益をあげている人もいます。しかし、これらはかなり誰でもやって出来ることではありません。チャレンジしても損するのは時間くらいですが、安定した収入を求めているのであれば、クラウドソーシングなどを使って実績を作っていくのが懸命な選択肢と言えると思います。

ネット系副業

  • ブログやSNSでのアフィリエイト
  • ポイ活

ポイ活はたくさんの収入を得る事はできませんが、誰にでもすぐに出来ますし、年間で考えると数万円程度の効果はあるため、やってない方は考えてもいいかもしれません。

まとめ

<悩める人>

なんとなく言っている事はわかりました。影響力を持てばオワコンにはならないということですよね!私も持ち前の明るさで少しでも影響力を出せるように頑張ります!

<ぜおん>

まずは色々な人の信頼を集めていくのもとても大切なので、ご自身でできるところから始めてみてください!

オワコンPTにならないための対策、

これまでデータに基づいて、理学療法士が本当にオワコンなのかについて書いてきましたが、最初にも書いた結論、

なんとなく働いている、何も影響力のない理学療法士はオワコン化していく!
そうならないためには、何かしらの対策は講じる必要がある!

とお伝えした意味がわかったと思います。

心配する必要はありませんが、常に学び、成長し、適応してより良い未来を作っていきましょう!

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